THE XXXXXX - THE XXXXXX

山田孝之、綾野剛、内田朝陽という著名俳優3名によって結成されたバンド、THE XXXXXX(ザ・シックス)の1stアルバム。 このバンドに出会ったきっかけは、ある日TLに流れてきた「ソフバにそっくり!」というツイート。そこに貼られていた#5のMVを見て「本当だww…

V.A. - NG (Various Collektiv From Trans Records)

ナゴムと並んで日本の80年代インディーズシーンを代表する(らしい)、「トランスレコード」のレーベルコンピ。私はこの辺りの80年代サブカルチャーに疎いので、個々のバンドについて詳しいことは書けないんですが、90年代以降のいわゆるJロック()とは全く違う…

Numb - Wasted Sky

前作で確かな手応えを感じたのか、1年弱のスパンでリリースされた4thアルバム。このアルバムから、米国でのリリースをMetropolisが持つようになりました(US盤のリリースは翌95年)。またしてもKK盤とMetropolis盤でジャケが異なる模様。あと、なにげに同一メ…

Numb - Fixate

3rd収録曲のリミックス4曲、未発表曲1曲、ライブ音源3曲をまとめたEP。錆びついた鉄筋をあしらったアートワークがいかにもなインダス風味で素敵です。

Skinny Puppy - VIVIsectVI

初期の彼らの到達点であり、ここからがいよいよ彼らの本領発揮。1stの清涼感あるシンセ、2ndの変則的なビート感、3rdの暗黒で淀んだ空気を融合させ、ノイズの海で漂白させたような感じ...とでも言いましょうか。これまでのダークさはそのままに、ビートはよ…

The Young Gods - L'Eau Rouge

スイスのインダストリアルロックバンドの2ndアルバム。このバンドはヴォーカル、サンプラー、ドラマーの3人組で、他の楽器(ギターやベース)は全部サンプラーで鳴らしているという変わったグループです。

Skinny Puppy - Ain't It Dead Yet?

パピー初の公式ライブアルバム。彼らは何度かライブアルバムを出していますが、Dwayne Goettel存命時のライブがフルセットで記録されているのはこのアルバムだけです。公演は87年の"Cleanse Fold and Manipulate Tour"からの記録ですが、リリースは2年遅れて…

Pankow - Gisela

イタリアのEBMグループの3rdアルバム。最近では、Adrian Sherwoodの仕事を纏めたアーカイブ集に取り上げられたりと、On-Uとの繋がりが強調されがちな彼ら。2ndではアルバム丸ごとシャーウッドにミキシングを頼んでいたようですが、自分たちなりのテクニック…

Download - The Eyes Of Stanley Pain

Skinny Puppy崩壊後、cEvin Keyが始めたユニットの2ndアルバム。以前書いた通り、パピーのサイドプロジェクトに本家のようなぶっ壊れた音はあまり期待できないのですが、そういう意味だと実はこのDownloadが、最もパピーに近い狂気を内包しているかもしれま…

Die Klute - Planet Fear

Die KruppsのJürgen Engler、Leæther Strip/KlutæのClaus Larsen、そしてFear FactoryのDino Cazaresという、超・強面な3人が集結したインダストリアルメタルユニット。どういった経緯で結成に至ったのかは不明ですが、ユルゲンとクラウスは90年代からCleopa…

Fatal Morgana - The Destructive Solution

オランダ出身のEBMユニットが残した唯一のアルバム。Antler-Subwayからの発売なので、てっきりベルギーの人かと思ってました。シングル2枚、アルバム1枚だけを残して消えてしまったこともあり、ほとんど知られていないグループですが、個人的にはこれが隠れ…

V.A. - The Crow: Original Motion Picture Soundtrack

1994年公開のダークヒーロー・アクション映画「The Crow」のサウンドトラック。ちょっと前に(と言いつつもう結構経ちますが)、ツイッターでお勧めのサントラは?という話になったので。

The Cure - Pornography

イギリスのポストパンクバンドの4thアルバム。初期の名作と名高いこの作品。毒々しい色彩のジャケからも明らかなように、ここに来てロバスミの暗黒世界が開花...というより爆発。演奏にしろボーカルにしろ、ぼそぼそ呟くようにひたすらに内向的だった前作ま…

X-Marks The Pedwalk - Freaks

ドイツのエレクトロ・インダストリアルユニットの1stアルバム。オリジナルは91年発売で、上に挙げたのは98年にMetropolisから出た再発盤です。アートワークがちょっと変わったほか、曲目も少し変更。オリジナルの1曲目だった"Abattoir"を削り、コンピ提供曲…

インダストリアル音楽大好き男に「どんなアーティストが好き?」と訊ねられたとき、女はどう答えたらいいの?

*今回はネタ記事。

Die Krupps - The Final Remixes

ドイツのインダストリアル・EBMバンドのリミックス・アルバム。タイトル通り「II - The Final Option 」のリミックス集かと思いきや、1つ前のアルバム「I」からのリミックスも4曲入っているお得(?)な仕様です。なお、このアルバムの米国盤として、収録曲の一…

Cop Shoot Cop - Ask Questions Later

ニューヨーク出身のノイズロック/ジャンクバンドの3rdアルバム。このバンドはヴォーカル兼ベース、ベース、サンプラー、ドラムス、という4人組で、ギターは不在という変則的なバンド構成が特徴です。

V.A. - KK Electrip Compilation

ベルギーのインダストリアル系レーベルによるコンピレーションアルバム。このアルバムは、KK RecordsとそのサブレーベルであるElectripのグループを集めたレーベルコンピとなっています。 KK Recordsといえば、日本は札幌出身のEBMユニット2nd Communication…

Def.Master - Destroyer Has Godmind

日本のインダストリアルメタルバンドの1stアルバム。このバンドはRosen KreuzというバンドのベーシストだったYU-MI氏と、同バンドのマニピュレーターだったEBU氏によって89年に結成されました。しばらくはコンピレーションに楽曲を提供する程度だったようで…

Killing Joke - Pandemonium

イギリスのポストパンクバンドの9thアルバム。デビューから10年近く活動を続けてきた彼らも、80年代末にはメンバーの相次ぐ離脱など色々あって活動休止を迎えます。その後1990年にはMartin Atkinsをドラムに招いて1度復活しますが、すぐにまた沈黙。4年のブ…

Fad Gadget - Gag

イギリスのアーティストFrank Toveyのソロプロジェクトの4thアルバム。 このFad GadgetはMute Recordsが最初に契約したアーティストであり、初期Muteとは切っても切り離せない関係にあったようで、レーベルの歴史を振り返るようなコンピには必ず名前を連ねて…

Dive - First Album

ベルギーのアーティストDirk Ivensによるソロ・プロジェクトの1stアルバム。元はセルフタイトルアルバム"Dive"として1990年にLPのみ発売されていたものに、未発表曲(#12~18)を追加してCD化されたもので、アートワークも変更されています。

Numb - Death On The Installment Plan

3rdアルバム。前作発表後、Dave HalとBlair Dobsonが抜け、新しいヴォーカルとしてConan Hunterが加入。2人組のユニット体制になりました。このアルバムからベルギーのKK Recordsと契約しており、以後しばらくはヨーロッパでのリリースをKKが持つことになり…

Skinny Puppy - 12 Inch Anthology

タイトル通り、彼らの初期シングルの音源を纏めたコンピレーションアルバム。内訳を時代順に示しますと、#1,2が"Dig It"、#6~9が"Chainsaw/Stairs And Flowers"、#3,4が"Addiction"、#5,10が"Testure"からの収録となっています。各シングルからは収録時間の…

Skinny Puppy - Cleanse Fold And Manipulate

3rdアルバム。今作からDwayne Goettelが作曲にも参加しています。このアルバム、各所で「地味、暗い」とネガティブな評判が目に付きますが、個人的にアルバムトータルとしては2ndよりも好きです。前作を「押し」とするならば今作は「引き」。全体的には抑え…

Hilt - Journey To The Center Of The Bowl

Skinny Puppyのサイドプロジェクトの2ndアルバム。彼らのサイドプロジェクトはNivek OgreサイドとcEvin Key & Dwayne Goettelサイドに大別できますが、このグループは後者のパターン。cEvinとDwayneの2人に、Alan Nelsonという人をヴォーカルに加えたトリオ…

Revolting Cocks - Big Sexy Land

Ministryのサイドプロジェクトの代表格であり、「裏Ministry」とも呼ばれるRevolting Cocks。インダス界隈ではRevCo(リヴコ)と呼ばれることも多いですね。この手のサイドプロジェクトはシングル1枚だけ出して終わり!というようなワンオフのものが多かったで…

Front Line Assembly - Tactical Neural Implant

カナダのエレクトロ・インダストリアルユニットの大体6枚目ぐらいのアルバム。このアルバムで初めて日本盤が発売されました。上記の通りボートラが追加されていますが、これは先行シングル"Mindphaser"の12"リミックスおよびB面曲です。

Gary Clail's Tackhead Sound System - Tackhead Tape Time

ニューヨーク出身のインダストリアル・ヒップホップバンドによるアルバム。このグループは Doug Wimbish(ベース)、Keith Leblanc(ドラム)、Skip McDonald(ギター)、Adrian Sherwood(プロデューサー)というメンバー構成で、Mark Stewartのバックバンド"Mafia"…

Ministry - Twitch

この作品の内容については、今更私がどうこう述べるものではないと思うので、今回は製作背景なんかを中心に書いていきたいと思います。 屈辱の1stアルバム(笑)とそれに伴うツアーでほとほと嫌気が差したAl Jourgensenは、メジャーレーベルであるArista Recor…