2020-01-01から1年間の記事一覧
昨年の好評を受けて(?)、今年もやります「今年買った新譜」企画。今回もあくまで"自分が購入した順"でご紹介(リリース順ではないので念のため)。2020年はコロナの影響もあり、新譜/中古問わず店舗でCDを買う機会が激減。散々お世話になった渋谷レコファン…
スキニー・パピーの代表作として挙げられることも多い6thアルバム(通称"暗杉公園")。一方でネット上での評判を見ていると(特にインダストリアルマニアの間では)、ハーシュEBMの完成形として「VIVIsectVI」を、唯一無二の域まで上りつめた究極形として「L…
全世界の厨二病キッズ御用達のアンチ・ヒーロー、マソソソマソソソの代名詞的アルバム。そのイロモノ的なキャラと良くも悪くもキッズ受けする分かりやすさ、そして近年のグダグダな迷走っぷりもあってか、いわゆる「玄人リスナー」あるいは「インダストリアルガチ勢…
イギリス出身の新鋭インダストリアルメタルユニット、TRIALのデビュー作(1stEP)。このグループの存在はTwitter経由で知りました。"Def Masterみたいな音"と紹介されていたので興味を持ったんですが、蓋を開けたら想像以上のクオリティにぶっ飛ばされました…
同じ札幌出身のDRPと並んで「国産EBM」を代表するユニット、2nd Communicationの1stアルバム。メンバーはDossa Yun (programming, voice, sampling)、Toshiani Ishida (sampling, metal machinery, DJ)、Trast C. Howard (voice, sampling, video)の3人。名…
イタリアのオルタナ系レーベルContempo Recordsのサブレーベル、BBATのレーベルコンピ第2弾。とはいってもここの活動はかなり短命で、このシリーズコンピ2枚と12" シングルを数枚リリースしたのみであっさり閉鎖してしまった模様。
言わずと知れた「分解/再構築のオリジネーター」による2ndアルバム…といいつつ、実質的には初期音源をまとめたレアトラック集だったりします。元々、"Armed Audio Warfare"というのは1989年に発売が予定されていた1stアルバムのタイトルでした。しかし、マ…
イタリア産EBMグループの、未発表曲やリミックス等を集めたコンピレーションアルバム。タイトルはチェコ語で"自由"という意味らしいです。内容としては、Adrian Sherwoodのプロデュースで有名な2ndアルバム収録曲のセルフ・リミックスが5曲(#1,4,6,8,10)、ア…
Download Festivalでついに25年ぶりの来日が実現…と思いきや、昨今のコロナ禍の煽りを受けてまたしても中止となってしまったミニストリーの来日公演。そもそも日本でのフェス出演どころか、本国でのツアー開催も難しそうな状況となっており、なかなか厳しい…
LA出身のミュージシャン/ヴィジュアルアーティスト、Niff Naworによるシンセポッププロジェクトのデビューアルバム。この人は元々デスロック・アナーコパンクと呼ばれるジャンル方面で活動していたらしく、Crimson Scarletというバンドでキーボードを担当し…
7thアルバム。ロシア構成主義からカートゥーン風味には変わりましたが、再び黒・赤・白のジャケに戻りました。80年代にはまさに破竹の勢いで進撃を続けたフィータスですが、90年代に入ると活動が急速に停滞し、ジャズ風味のサイドプロジェクトやリミックスワ…
カナダ出身のエレクトロ・インダストリアルユニットの7thアルバム。1998年の最終作"Language Of Silence"以来、21年ぶりとなる新作です。中心人物のDon GordonはNumbの活動終了後、2000年にHalo_Gen名義で1枚アルバムを発表していたようですが、その後何を思…
女性Vo.のHeather Gabelとパーカッション担当のSeth Sherによる、シカゴ出身のインダストリアルユニットのデビューアルバム。Heather Gabelは元々、ヴィジュアルアート・グラフィックデザイン畑の人だったらしく、彼らの作品における不穏なアートワークやヴ…
イギリスのポストパンクバンドの3rdアルバム。本作レコーディング終了後、82年2月の末に突如Jaz Colemanがアイスランドへ逃亡してしまいます。どうもアレイスタークロウリー等のオカルトにはまりすぎた結果、ガチで「アポカリプス(=核戦争による終末)が到来…