2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Peace, Love & Pitbulls - Peace, Love & Pitbulls

スウェーデンのインダストリアルメタルバンドの1stアルバム。 このグループの中心人物であるJoakim Thåströmという人は、元々70年代後半からいくつかのバンドで活動を続けていたベテランで、スウェーデン国内ではそれなりの人気を得ていたようです。その頃の…

Skinny Puppy - Mind: The Perpetual Intercourse

2ndアルバム。製作中にBill Leebが脱退し、代わりにDwayne Goettelが加入(まだ作曲には不参加)。前作までに見せていたシンセポップ的なキャッチーさは後退し、一気に凶暴な音へと変貌しています。ビートも時々引き攣ったようにつっかかる複雑なもので、早く…

Skinny Puppy - Bites

一応こちらが1stアルバム。FLAを結成する前のBill Leebが在籍していたのはこの頃です。この作品は発売当時からカナダ盤LP、ベルギー盤LP、カセットと、3つのフォーマットによって収録曲・曲順が異なっており、これらをすべて網羅するような形(さらに未発表曲…

My Life With The Thrill Kill Kult - I See Good Spirits And I See Bad Spirits

シカゴ出身のインダストリアル・ダンス系グループの1stアルバム。中心メンバーでヴォーカル担当のGroovie Mannは、Ministryをスタートする前のAl Jourgensenと一緒に、Special Affectというバンドをやっていたという経歴の持ち主。Wax Trax!所属組としては若…

V.A. - The Digital Space Between

デンマークのEBM系レーベルによるコンピレーション。 90年代には様々なレーベルからこの手のボディ系コンピが乱発されましたが、その内容に関しては如何せん玉石混合というか、ものによってかなり当たり外れが激しい印象があります。現在のように手軽に試聴…

X-Marks The Pedwalk - Abattoir: The Collection

ドイツのエレクトロインダストリアルユニットのコンピレーションアルバム。 Leæther StripやPsychopompsと並び、ドイツのEBMレーベル:Zoth Ommogの初期を代表するグループと言える彼ら。中心人物のSevren Ni-Arb(逆から読むと"Brain Nerves")は本家XMTPに加…

The Cure - Seventeen Seconds

イギリスのポストパンクバンドの2ndアルバム。1979年のデビュー以来、40年近く活動を続ける彼らの影響力はパンクやゴスに留まらず、非常に幅広い方面からリスペクトされていますが、今やDpeche Modeと並び、国内と海外での認知度に著しい剥離があるグループ…

Numb - Numb

カナダはバンクーバー出身のエレクトロ・インダストリアルユニットの1stアルバム。基本的にはDon Gordonという人が中心で、その他のメンバーは流動的です。ちなみにこの当時のメンバーは、Don Gordon(Producing), Dave Hall(Keyboards, Programming), Sean S…

2wo - Voyeurs

"メタルゴッド"としてその名を轟かせるRob Halfordが、Judas Priestを脱退している間にやってたバンド。Nothing Recordsからのリリースということで、Trent ReznorがExecutive Producer*としてクレジットされています...というのはつまり、実質トレントさん…

Cabaret Voltaire - The Original Sound Of Sheffield '83 / '87. Best Of;

Throbbing GristleやSPKと並び"インダストリアル御三家"と称されるCabaret Voltaire(通称キャブス)のベスト盤。彼らの音楽性は時期によって大きく異なりますが、これはタイトル通り、83年から87年にかけての12インチシングルをまとめたもの。

Scorn - Vae Solis

元Napalm DeathのMick HarrisとNic Bullenによるユニットの1stアルバム。 私も詳しくはないんですが、Napalm Deathというバンドはかなりメンバーの出入りが激しかったようで、調べていると頭がグルグル...ざっくり言うと、1stアルバムの"Scum"(ギネスで有名…

V.A. - Another World - Electronic Body Music

Front 242をはじめ、EBMの一大産地として有名な(?)ベルギー。このアルバムは、その中でも特にEBMやニュービートのグループを多く輩出していたAntler-Subwayのレーベルコンピです。元々ここは、80年代後半からニュービートというジャンルを生み出し、発展させ…

Pailhead - Trait

皆様ご存知Ministryのサイドプロジェクトの1つ。Al Jourgensen、Paul Barker、Bill Rieflinといういつものメンバー((ただし、#6のみBill RieflinではなくEric Spicerという人がドラムを叩いているらしいです。))に加え、ヴォーカルにハードコアパンクの代表…

Skinny Puppy - Remission

自主制作のデモテープ"Back & Forth"に続きリリースされた、彼らのデビュー作品。当初は6曲入りのEPという形式でしたが、翌年に発売されたカセットでは5曲のボートラが追加されアルバム並みのボリュームに。現行のCDはこのカセット版に準拠した曲順となって…